2025年の2月に観測できる惑星直列が地震や災害との関連があるのではとYouTubeをはじめ、SNSでも話題になっていますね。
惑星直列と地震などの自然災害の関連はあるのでしょうか。
今回は2025年2月に観測できる惑星直列と地震の関係、何が起きるのか災害などの影響あるのかを調べてみました!
↓この記事でわかる事↓
惑星直列2025地震との関係は?
惑星直列2025の2月に何が起こる?
惑星直列2025災害などの影響はある?
惑星直列2025地震との関係は?
惑星直列と地震の関係は『関係がない』とされています。
天文学サイトなどで調べてみると惑星直列が地震・津波などの災害とは関連がないとされています。
地震との関係性があるとすれば、同日が新月だからではないかと予想します。
新月の前後3日は地震発生に気を付けたほうがいいとされていますよね。
新月・満月の時は引力が最大になり、地殻のひずみにエネルギーがたまっていると地震を起こすきっかけになるとされています。
今回新月と惑星直列が重なったことにより地震が起きると話題になったようです。
惑星直列とは?
惑星直列とは天文学の正式名称ではありません。
惑星直列には2種類の呼び方があります。
太陽系の複数の惑星が地球の空でほぼ一直線に並んで見える現象を指す言葉です。
- 惑星パレード:地球から夜空を見た時に複数の惑星がまっすぐに並んで観測できる現象
- syzygi:宇宙から見た時に複数の惑星がまっすぐ並んでいる状態。
①惑星パレード
惑星パレードと呼ばれるものは太陽系の複数の惑星が地球の空でほぼ一直線に並んで見える現象を指す言葉です。
太陽系を眺める夜明け。
今朝、太陽系の全ての惑星と月を一望にし、生まれて初めて一枚の写真に収める機会に恵まれました。
(2022年6月25日03時18分、茨城県にて撮影。惑星直列に見えるのは、惑星が一つの面(黄道面)にあるからで、実際に宇宙で一直線に並んでいるわけではありません) pic.twitter.com/gWfhF8P6FY— KAGAYA (@KAGAYA_11949) June 25, 2022
空がきれいに見える場所では上記のように観測できます。
ただし実際宇宙から観測した場合は太陽の軌道の片側に惑星が集中しているため、地球からの観測で一列に並んでいるように見えるんですね。
syzygi
syzygi(シグジー)と呼ばれている惑星直列は『宇宙から見た時に複数の惑星がまっすぐ並んでいる』状態を指しています。
出典:starwalk
上のイメージ写真のような感じのまさに太陽から直線に伸びる並びです。
このsyzygi(シグジー)が発生する確率ですがシュミレーションなどでも数十万年に1度に観測できる計算だそうです。
惑星直列でも、syzygi(シグジー)が起きた場合、もちろん地球もその直列に含まれています。
この場合、地球から観測したときは空に一直線ではなく、月食や日食のように星が重なって観測できるはずです。
地震との関係性はある?
地震と惑星直列の関係性についても調べてみました。
今回観測できる惑星直列は惑星パレードと呼ばれている地球から観測したときに並んで見える現象です。
現在、様々な方が地震について研究されているのですが、中でも2月の惑星直列が地震を引き起こすと話題になっています。
惑星直列(パレード・syzygi(シグジー)共に)が地球に大きな影響を与えるという主張には科学的根拠がありません。
また、惑星それぞれの自転と公転の関係をみると惑星直列(パレード)と言える現象は1年で何度も見れるそうです。
その場合今回のような6~7ではなく2~3の惑星が観測できるようです。
今回だけではなく水星・金星・火星・木星・土星は時期によって肉眼でも観測できます。
毎日目視で観測できる星から2年ごとに目視で観測できるなどさまざまですが、今回の惑星直列(パレード)が特に地球に惑星が接近しているわけでもないようです。
syzygi(シグジー)のような惑星直列や接近の重力変化は、月や太陽による地球絵の影響に比べるとの数十万分の一以下とされています。
しかし、新月・満月など月の満ち欠けで引力が関係し前後3日は地震に注意する方が良いとされています。
しかし一部では惑星直列・接近・新月と地震は関連していると発表している方もいます。
新月・満月・太陽の活動については地球に大きく影響するというのは潮の満ち引きや太陽フレアなどよく知っている方が多いと思います。
今回、1月21日の惑星直列後の1月23日に福島県会津で震度5弱が観測されました。
1月の満月は14日、新月は29日です。
現時点で一番心配されている地震は『南海トラフ地震』ですよね。
南海トラフはすでにいつ起きてもおかしくないと言われています。
この状況を考えると、数十万分の一の力が『南海トラフ地震』にどう作用するかは未知数です。
しかし地震の心配が無い状況であれば少しの差なのかもしれません。
惑星直列や新月は日本だけが観測できるわけではなく、世界中が観測できほぼ同日世界で新月が観測できます。
なので惑星直列や新月の影響で地震が起きるのは日本だけとは限りません。
惑星直列・惑星接近が地震と関係があるかは未知数ですが、話題に振り回されずに地震対策はしっかりとしておきましょう。
2月の惑星直列(パレード)
2025年2月28日には土星・水星・海王星・金星・天王星・木星・火星が空に整列し、水星・金星・木星・火星が肉眼で観測できます。
惑星直列(パレード)は2025年1月21日には金星・火星・木星・土星・天王星・海王星の6つの天体の直列が観測されています。
多くの惑星が一度に観測できる惑星直列は数年に1度だそうです。
1月に6つ、2月に7つ、8月にも6つの天体が観測できる、絶好のチャンスだそうです。
2025年惑星直列が観測できる日
- 1月21日:火星、木星、天王星、海王星、金星、土星
- 2月28日:土星・水星・海王星・金星・天王星・木星・火星
- 4月15日:海王星・水星・土星・金星
- 8月11日:水星・木星・金星・天王星・海王星・土星
今年はあと大規模な惑星直列が3回観測できるチャンスです!
惑星直列2025の2月に何が起こる?
2025年2月28日非常に珍しい、大規模な惑星直列が観測できます。
2月28日(金)から7つの惑星、土星・水星・海王星・金星・天王星・木星・火星が整列します。
このうち水星・金星・木星・火星が肉眼で観測できるので、天体観測愛好家だけでなく珍しい現象なのでSNSでも話題です。
しかし惑星直列だけで話題となっているわけではなく、惑星直列の影響で巨大地震が起きるのではないかともされています。
惑星直列と地震の関係性は解明されていませんが、話題となった原因は同日の2月28日は新月にあたるからではないかと予想しています。
しかしこの惑星直列、世界中で観測可能で、新月・満月の月の満ち欠けも同様で世界中で同時に観測できます。
なので日本だけで災害が起こるというより、もしも影響があるとするならば世界中のどこかで災害が起きる可能性があるということになります。
2月28日に何が起こるかは予想できません。
しかし南海トラフ地震や他国の震源地でも津波が来ると予想されているので日頃から災害対策はしておきましょう。
惑星直列2025災害などの影響はある?
惑星直列の影響で災害が起こる可能性はないと予想します。
ただし、惑星直列とは関係なく世界中で地震や災害が発生しています。
同日に世界中で地震や災害が起きない可能性がないとも断言できません。
また2月28日は新月の為、新月の影響を心配する声もあります。
地球に影響を及ぼす可能性がある現象は太陽フレアや月の満ち欠けの影響の方が注意したい点です。
惑星直列よりも太陽の活動や(太陽フレア)や月の満ち欠けの方が地球に影響があります。
惑星直列で災害が起きるとは思えませんが、いつ地震をはじめとする災害が起きても良いようにしっかり準備をしましょう。
惑星直列2025地震との関係は?何が起こるのか災害などの影響まとめ
惑星直列2025地震との関係は?
→『関係性がない』とされています。
惑星直列2025の2月に何が起こる?
→大規模な惑星直列が観測可能、土星・水星・海王星・金星・天王星・木星・火星が整列しこのうち水星・金星・木星・火星が肉眼で観測できる。
惑星直列2025災害などの影響はある?
→惑星直列の影響で災害が起こる可能性はないと予想
2025年は特に日本で大災害が起きると多く予言されています。
特に1番有名なのは、たつき諒氏の漫画『私が見た未来』『本当の大災害は2025年7月に起こる』ですよね。
いつ大災害が起こっても大丈夫なようにしっかり災害に対する準備はしておきましょう。